これまでの活動内容


2021年7月17:第12回研究会

 鹿児島大学水産学部において、第12回研究会を開催いたしました。日本離島センターの三木剛志様より「離島を支える離島振興法の現状と未来」というタイトルでご講演を頂きました。

2020年2月14:第11回研究会

 日本離島センターにおいて、第11回研究会を開催いたしました(日本離島センター、しまづくりフォーラムとの共催)。

2019年11月12日~13日:第10回研究会

 三重県鳥羽市・答志島において、第10回研究会を開催いたしました。島嶼域の経済問題を、地元の方々と一緒に考えました。2日目は答志島でエクスカーションを行い、島内の産業や文化、経済について学びました。

2019年7月13日:第9回研究会

 東京工業大学キャンパスイノベーションセンターにて、第9回研究会を開催いたしました。計6つの話題提供があり、約4時間半にわたった勉強会は、とても濃密なものになりました。

 

2018年12月08日:第8回研究会

 鹿児島大学国際島嶼教育研究センターにて、第8回研究会を開催いたしました。皆村様(鹿児島大学名誉教授)より、「近世の道之島から近代の奄美への移行」というタイトルで講演を頂きました。奄美大島の歴史、経済の移り変わり等々、大変興味深いものでした。年末のお忙しいところご講演くださり、ありがとうございました。

2018年11月10日:第7回研究会

 東洋大学白山キャンパスにて、島嶼コミュニティ学会との共催で、第7回研究会を開催いたしました。乾様(水土舎)より、「小さな離島の産業史と現在」というタイトルで基調講演を頂きました。離かつて、離島に立地することが有利な産業がいくつもあり、それらが離島の経済や社会を支えていました。しかし、社会環境や経済環境の変化により、それらの有利性は次第に失われ、離島の無人島化が危惧されるほど、その経済や社会が弱体化していることについて、実証的に報告を頂きました。離島のエネルギー問題、有人国境離島支援プロジェクトから見えてきた問題、海外の離島における経済振興の取り組み事例について紹介がありました。

2018年10月19日~24日:宝島&小宝島フィールドワーク

 宝島・小宝島(鹿児島県十島村)にて、フィールドワークを実施しました。5名の参加のもと、両島で操業する漁業者より、離島漁業の現状と課題についてお伺いしました。流通体制の整備、漁港の充実など、離島漁業の抱える課題が浮き彫りになりました。

2018年02月19日:第6回勉強会

 2018年2月17日、西之表市民会館において、鹿児島大学COCセンター、西之表市、種子島漁協、島嶼産業研究会の共催で「水産シンポジウム:次世代の種子島の水産業を考える」(第6回勉強会)を開催しました。

 はじめに、鹿児島大学水産学部の教員4名より、事例発表が行われました。山本様より、種子島周辺のトコブシ資源にかかる生態について、江幡様よりカゴ漁具の試験操業や底曳網による海底調査の結果について、木村様より魚の鮮度を保つ具体的な技術について、鳥居より冷凍保蔵技術を用いた流通改善の成果と課題について紹介がありました。漁業者や行政関係者から非常に多くの質問があり、新しい技術を取り入れながら経営改善を目指したいという意気込みが伝わってくる瞬間でもありました。

 その後、民間企業14社から、魚礁や漁具などにかかる最新技術・知見の紹介がありました。これまた数多くの質問が漁業者や行政担当者からあり、新たな技術に対する興味関心の高さを伺い知ることが出来ました。

 勉強会後は懇親会が開催され、情報交換にぴったりの時間となりました。他地区の取り組み事例を聞いた漁業者からは、自分たちでも取り組み可能ではないか?との感想もありました。今回の勉強会を機に、漁業振興に向けた取り組みが活発化するとともに、民間企業や大学の技術や知見が現場の発展に寄与できたらと思っております。

2017年12月2日:第5回勉強会

 2017年12月2日、鹿児島大学国際島嶼教育研究センターにおいて、第5回研究会「音楽と島の未来」を開催しました。鹿児島大学法文学部・西村知教授のコーディネーターのもと、徳田健一郎様(TTM DJEMBE ACADEMY MISHIMA スタジオ SOUND HILL 代表、三島村出身)、麓賢吾様(有限会社アーマイナープロジェクト 代表取締役/NPO法人ディ 代表理事、奄美大島出身)より音楽活動を通じた島づくり・人づくりについてご紹介いただきました。

 徳田様より、ジャンベという音楽を通じて、三島村の人に三島村を大切に思って欲しい、という思いから活動を展開していること。ビジネスとして成立させるのは容易ではないが、経済的波及効果だけではなく、情操教育、文化的価値、豊かな暮らしといった目に見えない価値を創造しているのではないかとの紹介もありました。人づくりに役立っているのかよく分からないが(実感がないが)、郷土愛を育むことができたらとの思いの紹介がありました。

 麓様より、音楽活動のイベントは、点としては成り立つが、その後の人々の行動をかえるには至らないというジレンマから、島にもメディアがあれば...という思いをもとにラジオ局を開局した経緯について紹介がありました。学校教育の場でも島唄が多用されるようになり、子どもだけではなく、先生の意識も変化してきたのではないか、(アンケートの結果より)島に生まれたことに自信を持つようになったと答える子どもの割合が高まっていることなどの紹介がありました。歌を通じて歌のみを伝えるのではなく、そのルーツ、それが生まれた集落についても伝えていきたいとの意気込みが語られました。

 その後、参加者からたくさんの質問があり、時間一杯まで議論がもりあがりました。さらに、ジャンベと島唄、そして大学とのコラボレーションの可能性について詰めることとなりました。

 貴重なご講演、さらには勉強会への積極的な参加、ありがとうございました。

2017年10月16日~17日:第4回勉強会

 2017年10月16日から17日にかけて、大崎上島において第4回・研究会を開催いたしました。高田様(大崎上島町・町長)、出口様(大崎上島町・教育長)、辻様(広島商船高等専門学校)、浅岡様(大崎上島町)、長谷川様・宮本様(NPO法人かみじまの風)、商船高等専門学校の先生方、商工会の皆様をはじめ、大勢の地元の方に大変お世話になりました。お世話になった全員の名前を記しきれないことをお詫びいたします。

2017年6月17日(土):第3回勉強会

 2017年6月17日(土)、鹿児島大学法文学において、皆村武一先生(鹿児島大学名誉教授)よりこれまでの離島研究、および、島嶼産業研究への提言などを内容とする講演を頂きました。また、ご多忙にも関わらず多くの参加を頂きました。報告頂きました内容につきましては、報告書等に整理する予定です。ご講演、ご参加、ありがとうございました。

 

2017年2月10日(金):第2回勉強会

 場所:日本港湾コンサルタント(東京都五反田) 

2016年10月15日(土):第1回勉強会

 場所:鹿児島大学郡元キャンパス

 内容:「離島産業研究の視点とこれから」

    島嶼に関するこれまでの研究概要、関心事項などについて発表&議論しました。

2016.03.22:研究会設立にむけた協議

2016.07.02:研究会設立にむけた打ち合わせ会議後、研究会設立を決定

2016.08.01:メーリングリストの運用開始

2016.08.23:会報(第1号)発行

2016.09.27:研究会フェイスブックを開設

2016.10.15:第1回研究会開催